クライアントの喜ぶ顔が、自分の誇り
新居(1958年生まれ、大工歴45年)
早いもので入社して31年目となり、当社の中でも、最も古株になってしまいました。現場も仕切れば、図面も引きます。
父親が大工だったので、中学校を卒業後、夜学に通いながら、就職をしました。大工というと、現場で家を建てることだけが仕事だと、多くの方が考えていらっしゃると思うのですが、うちの会社は違います。お金の計算も施主との打合せも業者へのさまざまな発注もすべて大工が出来るようにならないといけないというのが、当社の考えです。だから、忙しいですよ。現場で図面を引くなんてこともありますから。
今は、私が会長に育てられたように、若手を育てていかなければいけないと思っています。大工は一生の仕事、手に職があるということは、自分自身をどんなに助けてくれることか、私自身、この年齢になってしみじみと実感しています。だからこそ、若い人たちには、上を目指してほしいんです。大工仕事には、さまざまな可能性がある。そんなことを当社では経験ができます。(2015.6.10)